Q1入社の決め手はなんですか？

前職は病院に勤めていましたが、結婚を機に退職しました。育児がひと段落し、そろそろ復帰したいなと思っていたときに、やさしい手甲府で働いている近所の方に勧められたんです。病院に戻るという選択肢もありましたが、まだ子どもが小さかったので、夜勤のないデイサービスを選びました。

やさしい手甲府は山梨県内に数ヶ所の事業所を持ち、ケアマネジャーの居宅介護支援やデイサービスに対応するなど、いろいろな職種の人が働いているところに魅力を感じました。

Q2現在携わっている仕事について教えてください。

デイサービスで看護師をしています。主な仕事は、朝にまず入浴に備えてご利用者さまの健康チェック。バイタルを計り、状態を観察してお風呂に入れるか判断します。入浴時も一緒に様子を見て、例えば、湿疹やヤケドなど処置が必要ならば、湿布や軟膏の処置をします。ご利用者さまが昼食をとられるときは、お薬を注意して管理しています。

ご利用者さまは1人暮らしの方が多く、風邪をひいたり痛みを感じても1人で抱え込んでいる場合もあので、私からケアマネジャーやご家族に連絡をすることもあります。

病院とは違い医師がいないので、私たち看護師が別途受診が必要かを判断することが重要な仕事です。かかりつけ医の受診を促すこともありますし、適切な専門医やその日に診療している行きやすい病院を案内することもあります。

Q3やりがいを感じるのはどんな時ですか？

1人暮らしのご利用者さまの手助けができたときに、「自分一人ではどうにもならなかった」と感謝の言葉をいただくと、やっていてよかったと感じます。 1人暮らしの高齢者の方はこれからさらに増えると思うので、病院に行きづらい、受診の仕方がわからない、我慢しているなど、私たちが介入することで問題が解消し、少しでもご自宅の生活のサポートができたら嬉しいですね。

私たちも含めて年齢を重ねていくと、生きがいや家の中での役割が少なくなり、さらに体調が悪くなったり、できなくなることが増えて気持ちが沈みがちになります。そんなときに家族からデイサービスを勧められ、「最初は気が進まなかったけれど、徐々に楽しくなってきた」と聞くと嬉しいですし、やりがいを感じます。

Q4やさしい手甲府の魅力とは？

社内にケアマネジャーや機能訓練指導員がいるので、密に連絡を取りやすいところが魅力です。各専門分野のスタッフに相談できるので、とても助かっています。

また、3ヶ月に1回ご利用者さまの訓練状況を評価する際にミーティングを開きますが、介護士、機能訓練指導員、看護師の他職種間で意見の交換をして知識を得たり、学べたりするところも魅力だと感じます。

Q5将来挑戦したいことや目標を教えてください。

デイサービスにハードルの高さや負のイメージを抱いている高齢者の方がいらっしゃいます。誰もが行ってみたくなるような、魅力ある場所に変えていくことが私の目標です。

年を取れば誰でも物忘れが多くなったり、体調を崩しやすくなるものです。1人で不安に思うのではなく、人と関わりながら生きがいや楽しみを見つけられる、そんなデイサービスを私たちとご利用者さまたちとでつくっていけたらと思っています。

Q6休日の過ごし方を教えてください。

休日はほぼほぼ子どもたちの部活の送迎です。今はなかなか自分の時間を持てませんが、ヨガをやったり、好きな料理をしたりして、リフレッシュするようにしています。得意なメニューはおでんとグラタン。子どもたちにも大人気なんですよ。